歳を取るといろいろありますね

1ヶ月くらい前から左耳が時々、ポコポコ鳴るという症状がでていました。何だろうと思っていたのですが、カラスの泣き声に合わせて鳴っていることに気付いたんです。家のベランダの向かい、道路を挟んで鉄塔が立っているのですが、そこに1日に何度もカラスが来ては、しばらく鳴いているんですね。

毎日、何度も鳴るので凄くうっとおしいんです。10年以上前ですが突発性難聴をやったことがあるし、なかなか治らないので、耳鼻咽喉科に行ってきました。

耳の状態を見て貰い、聴覚検査もしてもらったのですが、鼓膜はキレイだとのこと。聴覚はポコポコ言う左耳は問題なしで、右耳が加齢のせいでごくわずかの高音が聞こえにくくなっていると言われました。

えっ、左は正常で、右耳は加齢のせいで難聴気味？

加齢のせいで体の機能が衰える、もうそういう年齢なんですね。結局、左耳がポコポコ言う原因はわからなかったのですが、ある一定の周波数に耳が同調しちゃうんでしょうとのことでした。まぁ、異常なしなら良かったとホッとしました。

耳鼻咽喉科に行った次の週、今度は食事の時に咀嚼をすると頬、左耳のすぐ横の骨の辺りが痛み、物を噛むのが辛いということが数日続きました。

また左だな～と思いつつ、数日が経ったある日の朝、起きたら左頬の辺りが痛い！口を動かしていないのに痛いんです。これはいったい何？と調べてみたら、どうもこの数日の症状は、顎関節症という病気らしいということがわかりました。

えっ、顎関節症！？

放っておくと口が開かなくなる、食事が困難になるなど書かれてあり、痛みが出ているのなら早く病院へ行くように書いてあって、凄くビビりました。すぐ病院に行きたかったのですが、痛みが酷くなったのが日曜日の朝でした。近くの口腔外科がある病院を調べて、月曜日に行ってきました。

予約をしていなかったのでかなり待ちますよ～と言われたのですが、また改めてくるのも面倒なので、2時間程待って見て貰いました。

症状を説明した後、口の中をチェックして、レントゲンを撮りました。先生に、顎の骨周辺やこめかみ等をあちこち押されたのですが、全く痛みが無く、朝起きた時は結構痛かったのに、数時間経って痛みが和らいでいました。

結果は…何でもない？というか、症状が軽いので治療は必要ないとのことでした。

顎に痛みが出た原因は、舌に歯形が付いていたらしいので、無意識に食いしばっているのではないか。朝起きた時が一番痛むのは、寝ている時に無意識に食いしばっているからではないかということでした。ああ、なるほどね。腫れたり、炎症を起こしたりはしていないので、食いしばらないように、意識して歯を離すように気を付けてみてくださいと言われ、痛み止めだけ貰って帰りました。結局、1週間程で顎の痛みは無くなりました。

顎は痛みは引きましたが、食事の時にカクっと鳴るときはあります。左耳は今も、カラスが来るとポコポコ鳴るので鬱陶しいです。調べてみたところ、こういう症状の方は結構いるみたいで、ストレスが原因だったりするようです。

コロナ渦で、自由に旅行も行けない、友人と会ったり食事に行ったり、自由に動けないもどかしさが、ストレスになっていますよね。耳は、気にしても治らないし、考えないようにしています。ただ、若い頃は全く無かった症状があれこれ出てくるのは、加齢のせいで体の機能が衰えてきているからなんでしょうね。